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その他2023.02.05

【定点観測】岡山県の有効求人倍率-2022年12月、前月比横ばいの1.58倍

リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、瀬川です。毎月定点観測している岡山県の有効求人倍率ですが、2022年12月の調査結果が発表されましたので今回も詳しく見てみたいと思います。

グラフ.jpg

2022年12月の岡山県の求人倍率は「1.58倍」

前回、3ヶ月ぶりの上昇を記録した岡山県の有効求人倍率ですが、2022年12月は横ばいの『1.58倍』となりました。

有効求人倍率とは-
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。

有効求職者数が前月に比べて0.9%減少し、有効求人数も0.9%減少したことから、倍率としては変わらずという結果となっています。

有効求人倍率の推移(全国・中国5県)22年12月.png
(2021年1月以降(太字)は季節調整値を計上し、数値を改定しています)

主な産業の新規求人動向(対前年度比)

参照-岡山労働局 雇用情勢

<増加>
教育・学習支援(+32.6%)、生活関連サービス・娯楽(+28.3%)、製造(+11.1%)、情報通信(+7.0%)、卸売・小売(+4.4%)、サービス(+4.4%)、宿泊・飲食サービス(+3.9%)、医療・福祉(+3.8%)

<減少>
学術研究・専門技術サービス(-27.0%)、建設(-10.6%)、運輸・郵便(-5.4%)

3ヶ月ぶりの上昇となった県内の雇用情勢について、岡山労働局は『一部に厳しさがみられるものの、持ち直している』としています。今後も引き続き変化を注視していきたいと思います。

(参考)過去の求人倍率

2022年11月(1.58倍)
2022年10月(1.56倍)
2022年9月(1.58倍)
2022年8月(1.60倍)
2022年7月(1.56倍)
2022年6月(1.53倍)
2022年5月(1.49倍)
2022年4月(1.47倍)
2022年3月(1.44倍)
2022年2月(1.44倍)
2022年1月(1.43倍)
2021年12月(1.35倍)
2021年11月(1.36倍)
2021年10月(1.35倍)
2021年9月(1.38倍)
2021年8月(1.38倍)
2021年7月(1.45倍)
2021年6月(1.45倍)
2021年5月(1.41倍)
2021年4月(1.42倍)

この記事を書いた人

チーフコンサルタント 
瀬川 泰明

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