2022.02.04
【定点観測】岡山県の有効求人倍率-2021年12月、2ヶ月ぶりに低下の1.35倍
2021年12月の岡山県の求人倍率は「1.35倍」
11月に5ヶ月ぶりの上昇を見せていた岡山県の求人倍率ですが、12月は0.01ポイント下降し『1.35倍』となりました。
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。
有効求人数が0.9%増加したのに対し、有効求職者数が1.6%増加したことから、倍率としては低下する結果となりました。
主な産業の新規求人動向(対前年度比)
<増加>
不動産・物品賃貸(+48.4%)、金融・保険(+26.2%)、学術研究・専門技術サービス(+26.0%)、卸売・小売(+25.3%)、建設(+14.5%)、情報通信(+14.3%)、製造(+12.4%)、医療・福祉(+9.8%)、サービス(+9.1%)、生活関連サービス・娯楽(+8.9%)
<減少>
なし
<増減なし>
宿泊・飲食サービス(±0.0%)
(参照-岡山労働局 雇用情勢)
有効求人数が増加を続けているものの、岡山でも「まん延防止等重点措置」適用の見通しとなっていることから、今後も細かな変化を続けていきそうです。引き続き変化を注視していきたいと思います。
過去の求人倍率
-2021年11月(1.36倍)
-2021年10月(1.35倍)
-2021年9月(1.38倍)
-2021年8月(1.38倍)
-2021年7月(1.45倍)
-2021年6月(1.45倍)
-2021年5月(1.41倍)
-2021年4月(1.42倍)