2022.03.04
【定点観測】岡山県の有効求人倍率-2022年1月、前月を0.07ポイント上回る1.43倍
![グラフ.jpg](https://rs-okayama.net/staffblog/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95.jpg)
2022年1月の岡山県の求人倍率は「1.43倍」
2021年8月に1.4倍を切って以降、横ばいが続いていた岡山県の求人倍率ですが、2022年1月は前月より0.07ポイント上昇し『1.43倍』となりました。
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。
有効求職者数が0.1%増加したのに対し、有効求人数が5.3%増加したことから、倍率としては大きく上昇する結果となりました。
![有効求人倍率の推移(全国・中国5県)2022年1月.png](https://rs-okayama.net/staffblog/%E6%9C%89%E5%8A%B9%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%80%8D%E7%8E%87%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB%EF%BC%88%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%83%BB%E4%B8%AD%E5%9B%BD5%E7%9C%8C%EF%BC%892022%E5%B9%B41%E6%9C%88.png)
(2021年1月以降(太字)は季節調整値を計上し、数値を改定しています)
主な産業の新規求人動向(対前年度比)
<増加>
製造(+38.3%)、卸売・小売(+24.8%)、医療・福祉(+16.3%)、サービス(+12.0%)、不動産・物品賃貸(+1.4%)
<減少>
学術研究・専門技術サービス(-29.5%)、金融・保険(-22.3%)、宿泊・飲食サービス(-17.4%)、建設(-13.9%)、生活関連サービス・娯楽(-11.3%)、情報通信(-8.2%)
(参照-岡山労働局 雇用情勢)
岡山で実施されていた「まん延防止等重点措置」も6日の期限をもって解除になる見通しであることから、有効求人数はさらに増加傾向となるかもしれません。引き続き変化を注視していきたいと思います。
過去の求人倍率
-2021年12月(1.35倍)
-2021年11月(1.36倍)
-2021年10月(1.35倍)
-2021年9月(1.38倍)
-2021年8月(1.38倍)
-2021年7月(1.45倍)
-2021年6月(1.45倍)
-2021年5月(1.41倍)
-2021年4月(1.42倍)