地域情報ブログ

その他2022.10.01

【定点観測】岡山県の有効求人倍率-2022年8月、5ヶ月連続上昇の1.60倍

リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、瀬川です。毎月定点観測している岡山県の有効求人倍率ですが、2022年8月の調査結果が発表されましたので今回も詳しく見てみたいと思います。

グラフ.jpg

2022年8月の岡山県の求人倍率は「1.60倍」

有効求人数の増加に伴い、上昇を続けている岡山県の有効求人倍率ですが、2022年8月は前月よりさらに0.04ポイント増加し、『1.60倍』となりました。

有効求人倍率とは-
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。

有効求職者数が前月に比べて2.1%減少したのに対し、有効求人数が0.2%増加したことから、倍率としては上昇する結果となっています。

有効求人倍率の推移(全国・中国5県)2022年8月.png
(2021年1月以降(太字)は季節調整値を計上し、数値を改定しています)

主な産業の新規求人動向(対前年度比)

参照-岡山労働局 雇用情勢

<増加>
教育・学習支援(+32.7%)、卸売・小売(+25.1%)、学術研究・専門技術サービス(+15.9%)、サービス(+12.3%)、建設(+10.4%)、運輸・郵便(+6.9%)、製造(+4.2%)、宿泊・飲食サービス(+3.8%)、生活関連サービス・娯楽(+1.6%)、医療・福祉(+1.6%)

<減少>
情報通信(-15.1%)

岡山労働局は、『持ち直しの動きがみられる』としていた雇用情勢を、一部に厳しさがみられるとしながらも『持ち直している』としています。今後も引き続き変化を注視していきたいと思います。

(参考)過去の求人倍率

2022年7月(1.56倍)
2022年6月(1.53倍)
2022年5月(1.49倍)
2022年4月(1.47倍)
2022年3月(1.44倍)
2022年2月(1.44倍)
2022年1月(1.43倍)
2021年12月(1.35倍)
2021年11月(1.36倍)
2021年10月(1.35倍)
2021年9月(1.38倍)
2021年8月(1.38倍)
2021年7月(1.45倍)
2021年6月(1.45倍)
2021年5月(1.41倍)
2021年4月(1.42倍)

この記事を書いた人

リージョナルキャリア岡山

バックナンバー

イベント

2024.11.01

今、岡山はアート県! 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」 開催中

こんにちは。リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、梅原満です。 みなさんは、2010年から瀬戸内の島々を舞台に開催され、国内外からも多くの鑑賞者を集めている「瀬戸内国際芸術祭」をご存じですか? 今年の同芸術祭では、島々だけではなく岡山県北の「森」も舞台となり、かつてない規模で芸術作品の展示が行わ

その他

2024.09.20

岡山が誇る"だがし"のテーマパーク 「日本一のだがし売り場」

岡山県瀬戸内市にある「日本一のだがし売り場」をご存知でしょうか? 先日、同じ瀬戸内市内にある企業に、関東から岡山へUターン転職を希望される方と一緒に車で伺いました。 その際、「日本一のだがし屋さんがこの市内にあるの知ってます?」と尋ねたところ、その方は「初めて聞きます。岡山に戻ってきたら、ぜひ子ども

レジャー

2024.09.05

ペットと一緒にジンギスカン、蒜山高原「WOOD PAO」(ウッドパオ)

こんにちは。リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、小梅こと梅原直哉です。 突然ですが、実は私、2歳の柴犬(メス)を飼っています。愛犬家の皆さまには共感いただけると思いますが、どこか出かける際は、必ず「ペットと一緒に楽しめるスポットはないかな??」と探します。 本日は「ペットと楽しめるスポット紹介

イベント

2024.08.26

行ってきました。「鈴木敏夫とジブリ展」

現在、岡山県立美術館にて開催中の「鈴木敏夫とジブリ展」に行ってきました。 ジブリの作品が全面に・・・というよりは、タイトル通り鈴木敏夫氏の生い立ちから現在までの伝記を読んでいるような、そんな展示になっていました。 また、ジブリ各作品の企画段階、構想段階など手書きの資料も多く展示されており、高畑勲氏や

イベント

2024.08.06

【西日本初開催中】「パンダコパンダ展(両備ホールディングス主催)」にリージョナルキャリア岡山が協賛しています。

こんにちは。リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、吉田です。 今回は、弊社が協賛している「いっしょにワクワクしよう!パンダコパンダ展」(両備ホールディングス主催)を紹介します。 パンダコパンダって何? 『パンダコパンダ』は、高畑勲・宮﨑駿コンビが制作、1972年に劇場公開された30分強の中編アニ

他の記事を検索する

検索

ページトップへ戻る