2022.04.23
アウトドアブームで再注目!ブルーシートのパイオニア・萩原工業(岡山県倉敷市)
リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、瀬川です。29日からゴールデンウィークですが、すっきりしない天気が続きそうですね。。。もう少し様子見でしょうが、キャンプや外遊びをご予定の方は判断に迷う天気になりそうです。
外遊びの必需品
さて今回は、キャンプやレジャーには欠かせないアイテム「シート」について。
私は家族で野山に出掛けることが多いので、車にはいつも素材やサイズの異なるシートをいくつか積んでいます。その中でも使用頻度が一番高いのは、コストコのレジャーシートです。いろんな人がよくレビューしていますが、折りたたんでチャックを閉めるとショルダーバッグのようになるので持ち運びに便利で、キルティング素材で座り心地も良く、汚れたら洗濯機で丸洗いできるという点もとても優れています。ただ、水が沁みこむ素材だけに、ぬかるんだ地面での使用には不向きです。
野山だったりキャンプ場では前日の雨で地面がぬかるんでいることはよくあります。そんなときはポリエチレン素材のシート、いわゆる「ブルーシート」が必須です。また、テント設営においては、テントへの浸水を防いだり、テント底を保護する役割でテントの下にグランドシートを敷くのが常識です。
当社では定期的に会社のメンバーでキャンプに行っており、昨年、会社でのキャンプ用にソロテントを購入したのですが、このテントサイズに丁度合うグランドシートが見当たらず、若干サイズが大きいグランドシートを使っていました。でもそれがちょっと気に入らず、探しておりましたところ、萩原工業株式会社にたどり着きました。
日本で初めてブルーシートを製造
萩原工業は我らが岡山(倉敷市)に本社を置いています。ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とした合成樹脂繊維「フラットヤーン」のトップメーカーで、その技術を活かして日本で初めてブルーシートを製造。現在も国内市場シェアは3割、国産に限れば9割のトップシェアを獲得するパイオニア企業です。
そんな萩原工業が手掛けるシートはなんと1枚からオーダーメイドが可能!これは知りませんでした。しかもこのODグリーンシート、素敵ですねぇ~。
さらに、レジャーシートやグランドシートのオーダーだけでなく、住宅用の日よけなどもオーダー可能となっています。
萩原工業のシートを持って外にGO!
萩原工業は昨年末、笠岡市にブルーシートの新工場を建設すると発表しています(参考)。新型コロナウイルス感染拡大による行動制限の影響や、原材料輸入に係る海上輸送費の高騰、原材料となるプラスチック原料価格の高騰などにより予想以上に収益を圧迫する状況が続いているようです。
我らが岡山を代表する萩原工業のさらなる躍進を祈念して、早速同社のシートを携えて外遊びをしたいと思います!
(萩原工業の浅野社長には以前インタビューをさせて頂きました。よければ併せてご覧ください)