2022.03.30
【アンケート調査】岡山企業のテレワーク定着状況はいかに
会社に出社すれば業務の合間に面談というわけにはいきませんが、テレワークであれば事前にスケジュール調整さえすれば日中にオンライン面談が可能というわけです。(会社側からすれば決して褒められたものではないと思いますが・・・)
特に首都圏ではテレワークをされている方が非常に多いと感じますし、そういった方が岡山の企業へU・Iターン転職をした場合、引き続きそれが可能なのか?ということを気にされるケースが非常に多くなっています。また、特にU・Iターンをお考えの方は育児や介護など家庭の事情を背景としていることも多いため、親和性が高いテレワークを希望される方が多いようにも感じます。
そこで今回、岡山県に本社を置く企業に協力いただき、テレワークの定着に関するアンケートを実施しました。
■調査対象:岡山県に本社を置く企業
■有効回答数:25社(うち上場企業および上場企業グループ10社)
■調査期間:2022年3月8日~3月18日
アンケートによると、テレワークを導入している企業は全体の5割強で、そのうち、すべての企業が一定の条件付きで導入していることが分かりました。岡山の産業構造上、メーカーの割合が高いということもあり、「工場勤務のエンジニアはテレワークが難しいため、全社的に導入するのは難しい」「明確な制度やルールが無く、管理本部のみを対象に状況によって個別に対応している」といった声がよく見られました。
また、「あくまでコロナ(感染)対策の一環として導入していたが、現在は出社に戻しつつある」といった声も多く、テレワークは"定着している"とまでは言えないと感じられる結果となりました。
定着に向けて手を打っていかなければ、という声もお聞きしましたので、今後に期待したいと思います。