2022.01.08
"とりあえず"はNG?地方の転職市場でも一般化しつつある「カジュアル面談」の臨み方
みなさん、お正月はどのように過ごされましたでしょうか?私はどこかへ出かけるでもなく、実家で飲み食いの日々でした、、、まぁ、そのために年末にアメリカンクラフトビールをしこたまストックしておいたんで、完全に確信犯ですけどね(笑)
ただ、それほどビール党な私が元日に(これまで敬遠していた)ワインにハマってしまいました。前職時代の後輩が『ワインフィッター』を始めたということで、年末に私好みであろうワインを2本送ってくれたんですね。1本は辛口の白ワインでもう1本はスパークリングだったのですが、これがこれが、お寿司やおせち料理に抜群に合って、「えー!ワインってこんなにおいしかったけ!?」と感動してしまいました。
信頼している後輩が選んでくれたから、という気持ちも乗っかっているとは思いますが、いずれにしても、今はクラフトビールよりもワインに興味津々でして、大岡弘武氏が作るワイン(ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン)や高橋竜太氏が作るワイン(domaine tetta/ドメーヌ・テッタ)がめちゃめちゃ気になりだしております。
ただし、現時点では詳しいことはほとんどわかっておらず(笑)、「おいしい」とか「感動」とか言っておりますが、実際には味わいをうまく表現することもできないワイン初心者ですので、今年はさまざまなワインを味わって、ワインを語れる男になりたいと思います。
さてさて、話は変わりますが、最近、首都圏では4~5年前ぐらいには既に一般化していた「カジュアル面談」が地方においてもようやく一般化してきました。それだけ、地方の転職市場においても専門性の高い人材の採用が難しく、売り手市場が続いているということですね。
カジュアル面談はその名の通り、面接ではなく、「面接を行う前にカジュアルにざっくばらんに情報交換をしましょう」という場です。そのため、基本的にはカジュアル面談では志望動機や経歴についての深堀り、質問攻めのようなことはありません。(中にはカジュアル面談と言いつつ、面接的な対応をしてしまうイタい会社もありますが、、、)
そういったこともあり、"とりあえず"というスタンスで何も準備をせずに臨まれる方もいらっしゃるようです。ただ、よく考えてみて頂きたいのですが、そのカジュアル面談で実際に企業の方とやりとりをすると、その企業や対応してくれた人に対して何かしらの印象を持ち、その企業や人に対して評価をしますよね?それと同じように、企業側もその人に対して、何かしらの印象を持ち、評価をしているということです。つまり、場の雰囲気ややりとりはカジュアルでありざっくばらんであっても、面接的な要素は十分に含まれている、ということです。
そう考えますと、何も準備をせずにカジュアル面談に臨む方よりも、可能な限りその企業について事前に情報収集を行い、筋の良い質問をできる方の方が圧倒的に良い印象や評価を得られるわけで、その後、面接に進むことになった場合には、そこで得た印象や評価がアドバンテージとなります。
地方においても一般化しつつあるカジュアル面談。その場のことだけではなく、その先の面接のことも意識して準備し、臨んでみられてはいかがでしょうか。
それでは、本年も宜しくお願い致します!