2021.03.17
桜の季節。醍醐桜から人生を学ぶ
3月、別れの季節
さて、3月といえば卒業や異動など別れの季節ですね。4児の父である私も、保育園に通う二女の卒園式で謝辞を仰せつかりましたので、来週末に向けて、入園間もないころの写真や動画などを見返しているところです。これがこれが、、、見返してると1時間、2時間すぐに経っちゃうんですね。慌ただしい日常の中で、多くのことを忘れてしまっているのですが、入園間もない頃の娘の写真や動画を見返しながら謝辞の内容を考えていると、涙腺が緩んでしまいまして、、、うぅぅぅ、、、まったく筆が進みません~(涙)
卒業、そして門出のこの季節、決まって聞きたくなる曲と言えば、やはり森山直太朗さんの「さくら」ではないでしょうか。そんな森山直太朗さんとカロリーメイトがタッグを組んで行っているプロジェクトをご存知でしょうか。
「歌のない卒業式に、歌を。」
大切な友達へ。お世話になった先生へ。「さくら」を贈るプロジェクト
「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、卒業式や式典で歌が歌えない」という状況が多い中、サイトに思い出の動画をアップロードするとオリジナルの「さくら」卒業動画を簡単につくることができます。そして、その作成した動画は、卒業式や式典、クラス会などのイベントで上映できるのです。なんて素敵なプロジェクトなんでしょう。
ちなみに、このプロジェクトでサプライズ卒業式を行った福岡県立戸畑高校のドキュメンタリー映像があるのですが、これがマズい、、、、マズすぎます、、、とにかくハンカチを用意してご覧ください、、、。
樹齢1000年の一本桜~「醍醐桜」
そんな桜の季節、岡山でも県庁舎の「醍醐桜」が昨年より1週間早く満開、というニュースがありました。この桜は、真庭市に聳え立ち、県下一の巨木と言われる一本桜「醍醐桜」の苗木が今から25年前に寄贈され、植えられたものだそうです。
そして、真庭にある醍醐桜の見頃は4月上旬~中旬にかけて、これからです。
それにしても威風堂々、とてつもない存在感です。この醍醐桜は樹齢1000年とも言われています。我々人間は、人生100年時代なんて言われていますが、1000年ですからね。まさに桁違いです。
人生100年のキャリアを考える
醍醐桜からすると1/10、長くても100年ほどの人生ではございますが、醍醐桜のように強く、たくましく、凛として生きたい。そんな私は「100年時代のキャリアを考える」上で、ある理論に刺激を受けました。それが「計画的偶発性理論(プランドハプンスタンス)」というキャリア理論です。
教育心理学者であるクランボルツ氏が提唱したキャリア理論で、
◆その偶然の出来事には、何らかの"キャリアの種"が存在し、本人の意識や努力によって、新たなキャリアの機会に発展させることができる
◆予期せぬ偶然の出来事をただ待つのみではなく、積極的に行動し、自分の周りに起きていることに心を研ぎ澄ませることで、それらを意図的に生み出すことができる
これは、「当初思い描いたり目標設定したことをそのまま実現している人は少なく、偶然の出来事や出会いなどを経て、予想していなかった方向にキャリアが転換し、当初描いていたキャリアステップとは異なる方向に進んでいる人が多い」ということを意味しています。ただし、流れに身を任せておけば良いかと言うとそうではなく、偶発性を受け入れ・引き寄せるための以下の5つの行動指針が挙げられています。
◆持続性/失敗に屈せず努力を続けること
◆柔軟性/こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
◆楽観性/新しい機会は必ず実現するとポジティブに考えること
◆冒険心/不確実でも、リスクをとって行動すること
これらの行動指針は言うは易く行うは難しかもしれません。ただ、多くの方に面談の機会を頂き、現在に至るまでをお伺いしていますが、これらの行動指針を満たしている方々は一様に充実したキャリア形成をされていると感じます。1度きりの人生ですし、検証はできません。しかし、これらのことを意識して少しずつ行動を変えていくことで、5年後、10年後の充実感がきっと変わることでしょう。私自身もそうですが、父親として子供達にもそうあってもらいたいなと思います。
このブログを書きながら、謝辞の中でもこのエッセンスを盛り込みたい気持ちになってきましたので、忘れないうちに早速取り掛かりたいと思います(笑)それではまた次回!
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醍醐桜-里山の千年桜
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