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創立100年を越えてなお、大胆な事業変革で進化を続ける。

両備ホールディングス株式会社
取締役常務執行役員 人財本部本部長 山田 昌治

更新日:2022年5月11日

1983年 両備運輸株式会社入社
1992年 管理本部人事部配属
2007年 両備運輸・両備バスの合併により両備ホールディングスが誕生
    両備経営サポートカンパニー 人材本部本部長に就任
※所属や役職、記事内の内容は取材時点のものです。

50社、従業員数約10,000人を擁する両備グループ。

両備グループは1910年に現在の岡山県岡山市に西大寺鐡道として創立しました。以来、100年を越える歴史の中で水平に垂直に事業展開を進め、現在は50社、従業員数約10,000人を擁する企業グループとなっています。

グループを構成する事業セグメントは4つ。様々な交通モードに対応して旅と移動を楽しく演出する「トランスポーテーション&トラベル部門」、新たな技術で時代を創る「ICT部門」、暮らしを支え暮らしを楽しくする「くらしづくり部門」、都市再生と新時代のまちづくりに挑む「まちづくり部門」です。これら事業4セグメントに、「社会貢献部門(美術館運営、生物学分野への助成活動、地域公共交通維持のための研究所運営などに係わる)」を加え、地域を応援し地域とともに発展できるよう、日々力を注いでいます。

コロナ禍を乗り越え、事業の再構築が必要。

両備グループは100年を越える歴史の中で変化することを恐れず、事業の多角化を図り、グループ全体のリスクを分散させながら成長してきました。しかし、今回のコロナ禍不況では、人の移動を支えるビジネスモデル、当グループで言えば礎と言える「トランスポーテーション&トラベル部門」が特に大きな打撃を受けました。

貸し切りバスや高速バスは一時ほぼゼロに近い状況になりましたし、学校の休校や在宅勤務、飲食の制限などによって路線パスやタクシーも当然影響を受けています。また旅行関係ですと、両備ツアーズというグループ会社がありますが、国内旅行については少しずつ戻ってきているものの、海外旅行については現状でも厳しい状況が続いています。

ICTやくらしづくり、まちづくりの各部門の好調に支えられてグループ全体としては黒字で乗り切れたものの、この難局を乗り越えるためには、やはり恐れずに大胆に変化しなければいけません。

外部人材の積極採用で企業風土を変える。

企業が変わるためには働く一人ひとりの意識の変化が求められます。意識の変化によって新しい発想が生まれ、それが企業の変化に繋がっていきます。とは言え、意識変化は口で言うほど簡単なことではありません。既存の社員に様々な働きかけをしながら、一方で外部人材を採用することで企業風土を変えていくことも非常に重要だと捉えています。

例えば、くらしづくり部門に両備バスの整備工場として1964年にスタートした両備テクノモビリティカンパニーがあります。両備グループの最重要課題である安全運行を高い技術力で支え、小型・大型・特殊車両、産業機械まで、車検・整備をはじめ板金塗装・車体架装などを担ってきたカンパニーです。現在、同カンパニーの長である木内は大手電機メーカーから当社へ転職した人材の一人です。

モノづくりが両備グループの新たな柱に。

長い間、自動車整備に特化してやってきた両備テクノモビリティカンパニーですが、現在ではメーカーとして自社製品の開発・製造に軸足を移し、新規事業の創出にも積極的に取り組んでいます。各種トレーラー、アシストユニット関連商品、ロボット関連商品、消滅型生ごみ処理機等の開発や、最近ではクラシックカーのレストア・EV化の事業をスタートさせ、多くの反響を頂いています。これらのことは木内の存在なしには実現しなかったことだと思います。

昨年には、最先端の技術開発を担う基幹工場とし吉備高原都市産業区に新工場を建設しました。これまで、モノづくりは両備グループの中で大きく進めてきた分野ではありませんでしたが、ここは一つの柱になるような期待感があります。

やる気がある人には様々なフィールドを用意。

また、両備ストアカンパニーのカンパニー長も中途入社ですが、当社に入社して2年ほどでカンパニー長になりました。以前は外部人材が要職に登用されることに対して反射的に拒否反応を示すプロパー社員も多かったように思いますが、彼らの仕事ぶりを目にして刺激を受けているようです。

求められるスキルはカンパニーや部署によって異なりますが、活躍している人に共通するのは、一緒に働くメンバーとの人間関係がしっかりと構築できているということです。いくら専門性が高く仕事ができる人でも一緒に働くメンバーと良好な関係性が構築できなければ組織の中で成果を出すことは難しいと思います。

両備グループは高い志を持って仕事に取組み、成果を出す人を評価します。やる気がある人には様々なフィールドを用意します。世界を見渡してもこれだけの業種が一つのグループにある企業集団は珍しいと思いますし、ぜひこのフィールドを自己実現のために利用してもらいたいと思います。

編集後記

チーフコンサルタント
瀬川 泰明

2021年末に移転をした「杜の街グレース オフィススクエア」に伺いインタビューをさせて頂きました。インタビュー終了後に社員の皆さんが働かれているオフィススペースにもお邪魔しましたが、開放感溢れるワンフロアオフィスで部署の垣根を超えた活発なコミュニケーションが生まれ、そこから新しいものが生み出されていく、そんな可能性を感じました。杜の街グレースの計画段階では当然コロナウイルスのことなど想像もできないわけですが、結果としてコロナ禍の移転となったことはとても大きな意味があるように思いますし、オフィスなどのハード面だけでなく正に変革期であるということを強く感じました。山田様がおっしゃる通り、これだけ様々な事業を展開している企業グループも珍しいですし、だからこそ様々なチャンスがあり、チャレンジができる。それが両備グループで働く醍醐味ではないでしょうか。「上が詰まっていてなかなか権限移譲されない」など、思うようなチャレンジができていないと感じている方にとっては、本当に面白いフィールドだと思います。

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