2017.03.03
採用成功の秘訣<岡山の転職・キャリアコラム2017年3月号>
暖かい陽射しを感じられる日も増えてきました。穏やかな春が待ち遠しい今日この頃です。さて、中途採用においては、ようやく優秀な人物に出会い満を持して内定を出したものの、他社に流れてしまい敢え無く辞退・・・、というケースもしばしば。そこで、自社への入社を、内定者に確実に決意してもらうには何が不可欠か、改めて検証してみたいと思います。
1. 選考しつつ動機形成を
中途採用の選考では、いかにその人物の能力を見抜くか、というところに重点を置いてしまいがちです。転職希望者からみると、その企業で働く理由を、選考過程で判断していることが多いのです。ですから、入社動機が高められない選考過程では、しばしば内定後に入社を辞退されるケースが起こります。転職希望者にとって入社動機が高まる要因はいくつかありますが、最も影響力があるのは経営者自身が直接、転職希望者に期待することを伝えたり、ビジョンを語ったりすることだと感じます。
2. 選考期間の短縮を
考過程や期間も、今一度見直してみると良いかもしれません。選考の妥当な期間はおおよそ3週間、選考回数は多くても2回といったところでしょう。双方の日程の都合上、3週間を超えるという場合は致し方ないと思いますが、次にあげる理由で選考期間が長くなってしまう場合は注意が必要です。
・選考官の意思決定が遅く、判断に時間がかかる
・選考官の中に日程調整の困難な方がいる
・複数の選考に同じ内容が含まれている
こういった場合には、候補者が入社後の働き方を想像した時、仕事をスムーズに進められないのではないかというという懸念を持たれてしまいます。採用競争がより激化している昨今は、従来選考が長期に及ぶことの多かった大企業などでも、選考期間が短縮される傾向にあります。最重要戦略に『採用』を位置づけ、スピーディーな対応を取ることが、採用競争に打ち勝ち、確実に優秀な人物を獲得する秘訣ではないでしょうか。
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