リージョナルHERO

暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO

岡山へのリージョナル転職を見事実現された候補者の小山修二さん(仮名)にインタビューしました。

10年続いた単身赴任から、家族の笑顔が待つ我が家へUターン。

転勤の辞令が出た時、子どもをそのまま今の学校に通わせてあげたい、そう考え単身赴任を選択することも珍しくない。小山修二さん(仮名)もその1人だったが、東京での単身赴任生活は10年間も続いていた。気がつけば、長男は大学生。自分は44歳に。仕事は楽しかったが、その一方で失ってきた時間の重さが徐々に身に染みてきた。「長男の中学、高校時代を、私は知りません。気がついたら、大きくなっていたという感じ。購入したマイホームにも、ほとんど住んでいません(苦笑)」。いつまで単身赴任生活が続くのか?自分は何のために、働いているのか?そう自問自答した小山さんの答えは、「家族で過ごす時間を大事にしたい」ということだった。岡山に転職したことで、帰宅時間も早くなったと喜ぶ小山さん。今は妻の手料理とともに、家族と食卓を囲む当たり前の幸せを、毎日かみしめている。

- プロフィールナガオ株式会社 小山修二さん(仮名) 44歳/大学卒
- 転職活動【転職回数】1回【転職期間】エントリーから内定まで294日間

転職前の職業・転職後の職業

職業 経営企画 職業 総務・経理
業界 小売チェーン 業界 メーカー(化学工業薬品)
仕事内容 店舗オペレーションのマニュアル作りから、数値データの分析、HPの作成、店舗を含む全社の予算・実績管理、IR全般まで幅広く 仕事内容 経理を中心に担当していますが、給与計算から社会保険、決算書作成、納税等、管理業務全般

1定年まで単身赴任で良いのか?「家族との時間」を大切にするため転職を決意。

現在のお仕事はどんな内容ですか。

岡山に本社がある化学工業薬品メーカーで総務をしています。社員数は65名で、昭和6年創業の歴史ある会社です。メインの製品は水硫化ソーダや硫化ソーダで国内トップシェアメーカー。これらにはいろんな用途があって、例えばPPS樹脂などの機能性プラスチックや医薬品・農薬などの原料、重金属を含む排水を無害化にする処理剤等、幅広く使われています。総務部は5名。私は総務課長を務めています。経理を中心に担当していますが、給与計算から社会保険、決算書作成、納税等、管理業務を全般的に幅広くやっています。

入社前のご経歴を教えてください。

大学を卒業して最初に就職したのは、広島の機械メーカーでした。そこで6年間、経理を経験。その後、関西・関東を中心にチェーン展開している小売チェーンに転職しました。はじめは経理でしたが、後半はゼネラルマネージャーとして、店舗運営全般を経て、経営企画に関わっていました。店舗オペレーションのマニュアル作りから、数値データの分析、HPの作成、店舗を含む全社の予算・実績管理、IR全般まで、幅広く携わっていました。

転職のきっかけは?

はじめは私の地元である広島県の会社に就職。家庭の事情により、妻の実家がある岡山の企業に転職しました。その会社が急速に拡大したこともあり、5年後には、本部機能を東京に移転することになったのです。ただ、子どもには学校もあるし、まずは私が1人で東京へ行くことにしました。後から家族を東京に呼ぶことも検討しタイミングを探っていましたが、やはり家族は住み慣れた岡山への愛着があること、また震災が起きたことで家族を東京に呼ぶことは徐々に現実的ではなくなりに、結果的に東京での単身赴任生活が続きました。さみしさはありましたが、それでも東京での仕事は面白かったですし、やりがいがもありました。しかし、44歳になった頃から、「このまま定年まで家族と離れて暮らすのだろうか」と考えるようになりました。子どももいつの間にか成長しているし、自分もどんどん年を取ってきていましたから。実際に行動するきっかけになったのは、長男の大学進学です。東京の大学に進学するのであれば、東京で一緒に生活するつもりでしたが、大阪の大学に進学することが決定。岡山・大阪間は近いですし、私が岡山へ帰る決心をしました。

転職活動はどのように進めましたか?

実は、転職する1年前から活動を始めていました。いずれ岡山に戻ることは以前から考えていましたし、いきなり転職活動をしてもなかなか見つからないだろう、と思っていたからです。40歳を超えると、それなりの年収も必要になってきますからね。まずは、さまざまな転職サイトや今回サポートして頂いたライフサイズを含め複数の人材紹介会社に登録。自分の状況を話し、「今すぐには転職しないが、情報収集をしたい」と正直に相談しました。すると人材紹介会社の方も理解してくれて、「どんな求人があるのか、情報をお伝えします」と言ってくれました。ただ、やはり求人はあまりありませんでしたね。当初、希望職種を「経営企画」にしていたからかもしれません。主に上場会社しか経営企画という部署はないですし、中小企業ではそれを「経理」や「総務」が担っている場合が多いですから。職種名にこだわるのではなく中身を重視すべきですよね。そのようなことをアドバイスしてもらえるのも紹介会社のいいところだと思います。ライフサイズから今の会社を紹介してもらってからはすごくスムーズに進みました。

今の会社に決めたポイントは?

前職とは業種や企業規模が異なりますが、表面的な企業規模ではなく、地方の歴史ある優良企業であることや、幅広く業務を担える点が自分に合っていると思い決めました。勤務地は、自宅から20kmくらい。電車を使っても、1時間程度で通うことができます。それに、「化学メーカー」ということも私にとって魅力でした。実は、大学時代に化学を専攻していて、一社目も、化学系の機械メーカーで技術職に就くつもりで入社したのです。入社直後に欠員が出たということで配属は経理になり、そこからこれまで管理部門でやってきました。ですから技術的なスキルはありませんが、それでも化学に少しでも関わりのある企業に身を置きたいな、という考えはずっと持っていました。

2早めに準備を始めたから、転職市場の現状や自分のスキルを整理できた。

転職していかがでしたか?

これまで経験したことのないこともありますし、やはり会社が変われば仕事の進め方も異なるので、勉強、勉強の毎日ですね。社会保険も全く経験がありませんでしたし。インターネットで調べたり、本を読んだりしながらやっています。それも新鮮ですよ。1人で何でもできるようになりますからね。小売業からメーカーになり、会社の規模も小さくなりました。社風の違いは感じます。例えば、会社の行事が多いことなどですね(笑)。皆で集まって何かをする、ということが前職ではあまりありませんでしたから。でも、いろいろな人と話ができるので、それも良いですね。

生活面の変化はいかがですか?

いちばん大きな違いは、休みです。前職は、店舗が年中無休だったので、休みの日に仕事が舞い込むこともしょっちゅうでした。夜中にクレーム対応の電話が入ることもありましたし、休みが、休みとは言えませんでした。しかし、現在はきっちり土日に休めます。だから仕事とプライベート、メリハリのある生活が送れるようになりました。もともとの目的だった家族の時間も作りやすいですね。

困っていることや課題はありますか?

困っていることは正直なところ思い当たらないですね。強いて言うなら、今のところ我が家に車が1台しかないこと、でしょうか(笑)。こちらでの生活にも慣れ、ワークライフバランスと言うのか自分の生活スタイルができてきました。妻は妻で自分の生活スタイルがあるので車の取り合いです(笑)。会社への通勤は電車したのですが、休日に車が必要になることもありますからね。事前に妻と調整しないといけません。東京では車の必要はありませんでしたが、こちらでは必需品です。

転職してよかったと思うことは?

家族との時間がちゃんと持てるようになったことがいちばんです。下の子は高校生なのですが、子どもの成長をちゃんと見ることができるのはうれしい。受験の話もできますしね。しかし、長男の時は、中学、高校時代の姿をほとんど見られませんでした。気がついたら大きくなっていたし、声変わりもしていた、という感じ。親戚のおじさんと同じですよ。親として何にもしてやれなかったという思いがあります。だから今は、下の子との時間を大事にしたいと思っています。それに、自分が建てた家にもやっと住めました(笑)。この家を建てた矢先に、東京に転勤することになったので。岡山は食べ物もおいしいですね。海が近いので魚も新鮮だし、くだものもおいしいし。東京はどこへ行っても人が多くて、待ち時間が長かったのですが、こちらではゆったりしています。それも地方の良いところだと思いますね。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

人によって価値観は様々だと思いますが、「自分にとって大事なものを、大事にしてください」と言いたいです。そのためにはまず、「何が大事なのか」を考えないといけませんよね。私も転職前はかなり考えました。仕事は大事。だけど、何のために働いているのか、その答えが、私には「家族」でした。だから、東京での仕事は面白かったけれど、家族との時間を選びました。早めに活動を始めたのもよかったですね。どのような求人がどのくらいあるのか、ということが頭の中で整理できましたし、いろいろな求人にふれるたびに、自分にはどんなスキルがあって、何が足りないのかを考えることができますから。足りないものを補うための勉強もできますしね。表面的な企業規模ではない地方の歴史ある優良企業の情報を自分だけで得るのも大変なので、そういったことからも早めの準備はおすすめです。


コンサルタントの紹介へ

株式会社ライフサイズ 瀬川 泰明

小山修二さんと最初に面談をさせて頂いたのは2013年の8月でした。翌年にご長男が東京の大学へ進学する可能性もあるとのことで、その時にはまだUターン転職に向けて本格的に活動ができる状況ではありませんでした。また、転職をしない、という可能性も残された状況でお時間を頂きました。面談の中で感じたのは、仕事と本気で向き合ってこられた方なんだということです。実際に、会社や仕事に対して小山さんの口から不満が出ることは一切ありませんでした。管理部門の管理職候補を求めるナガオなら小山さんの経験が最大限活かして頂けると感じていましたので、Uターン転職することを決断したとお聞きしすぐにご紹介させて頂きました。入社から半年、同社取締役から小山さんの活躍ぶりを聞きとても嬉しかったです。

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